伝統こけしの魅力を語る I love 佐藤文吉 鯖湖 高橋忠蔵 渡辺きん 高橋通 高橋順子 今晃
収集暦は約50年、それでも道は遠い。80歳を超えたため、コレクションを整理中
古作!佐藤栄治22㎝が出現、ただいま115万円!ヤフオクで今日終了の佐藤栄治(飯坂)22㎝が大変なことになっている。画像のように若干の傷はあるものの描彩がはっきりとしてしたもの。これは欲しいを思っていたが100
阿部進矢が現役工人4位に、春二が物故工人2位に 現役工人では奥瀬陽子が始めて2位になった一方、奥瀬恵介は取引数減少のためまたランク外となった
保存のいい大沼竹雄9㎝を入手/ヤフオク新型コロナウイルスでたいへんな世の中となった。出席予定だった東京こけし友の会の3月例会も中止になってしまった。 パソコンではWindows7が終了となったためやむなくWindows
完成形か?ゆき子春二型三態 2/3 最近、東京こけし友のなどで、井上春未(はる美・はるみ)に注目している。それに関心があるとなぜか、母の井上ゆき子も欲しくなってきた。たまたまヤフオクなでで、ゆき子の春二型
『こけしを食う虫』平井敏雄氏は2019年に逝去されていた 『こけしを食う虫』と「HT」の蔵印で注目していた平井敏雄氏は2017年9月8日に逝去されていたことが、青葉こけし会、航空宇宙技術振興財団のHPに掲
外国語サイト KOKESHI VILLAGEに注目 外国語のこけしのサイトもいろいろあるようだが、注目はKOKESHI VILLAGEである。こけし全般の紹介はもちろんであるが、まとめサイトであるが動画も充実している。特に面
こけしグッズも楽しい・鳴子伝統銘菓わらび餅の包装紙 2020年2月7日の一金会は、桜/井昭寛・尚道工人親子を交えてのものだった。そのときいただいた鳴子伝統銘菓「わらび餅」(玉子屋本店)の包装紙(135×155mm
平井敏雄『こけしの真実』を読む2 およね伝説 髷付の およねについてはすでに小生の「用語辞典」で書いたが、『こけしの真実』は当事者に問合せをするなどして、新たな発見があった。 (およねこけし
悔しい斎藤伊之助30㎝ 2020年1月31日ヤフオク終了の斎藤伊之助30㎝は欲しかったが、なんとも悔しいことに競り負けてしまった。これは旧北原直喜コレクションで保存状態も驚くほどいいものだった。なんといっても緊張
奥瀬鉄則の苦悩-盛秀の呪縛 戦前戦後その寡作なことともあいまって絶大な人気を誇った盛秀太郎のこけしであるが、その盛秀型は戦前戦後で大きく変遷した。 盛秀太郎の弟子には佐藤善二がいたが、盛秀はその型の
阿保(あぼ)さんは阿部さん 1/29 阿保六知秀・金光と六知秀の長男正文と代を重ねて阿保姓もこけし界に知られるようになった。「阿保」(あぼ・あほ)という苗字は青森県特有といっていいものであるが、岩手県・
平井敏雄『こけしの真実』を読む1 東北の貧困 故平井敏雄氏の『「こけし」の真実-「こけし→子消し」真っ赤な嘘』(金港堂出版部)ISBN-4-87398-086-7を読んだ。「子消し」への反論は、前著『こけしを食う虫』より
阿保金光の子持ち30㎝をようやく入手1/28 すでに「子持ち」や2019年12月13日、12月31日にも書いた津軽系の阿保金光工人であるが、その子持ちをようやくゲットした。これは1月26日終了で6人の競り合いで11600円であ
シュルシュルーとガリガリー-志田菊摩呂と八郎 大井沢のこけしは、戦前の第一次こけしブームの時にも発見されなかった隠れたこけし産地であった。KokeshiWikiにもその発見の経過があるが、「秋田こけし会通信」64号
2月の一金会-平井敏雄『こけしを食う虫』を入手 2月7日の書肆ひやねの一金会では、いつも疑問をいくつか持って行くとみなさん親切に教えていただける。 お礼?に2月「こけし工人ランキング」をプリントして配布。
今晃ホウノキ18㎝大胆自在な筆使い 今晃の魅力はさまざまであるが、その多様性によって熱烈なファンを得ている。今回は、今晃のなんとも魅力的で大胆な筆遣いの18㎝を発見した。最初これは滲みかと思ったが、滲みで
米浪庄弌旧蔵の佐藤重二36㎝を入手 佐藤重二(さとう しげじ)といっても知っている方は少ないだろう。遠刈田系佐藤己之吉の弟子である。KokeshiWikiの「残る作品数は非常に少ない」に魅かれてがんばって入札。幸
東武百貨店『伝統工芸展WAZA2020』に新山吉紀・真由美工人
東武百貨店『伝統工芸展WAZA2020』に新山吉紀・真由美工人 新山吉紀・真由美工人夫妻から「伝統工芸展WAZA2020」のご案内をいただいた。こけしは宮城伝統こけしとして新山夫妻のみの参加らしい。新山夫妻とは昨年の
楽しい「こけし春秋」の本橋惣一郎こけし切り絵横浜こけし会の「こけし春秋」は30号(1980年9月)から。それまでのB5判を改め、ほぼ正方形の変型となった。これに合わせて題字は武井武雄、表紙は本橋惣一郎の切り絵
重量感たっぷり後藤善松29㎝戦前作このたび重量感たっぷりの後藤善松29㎝がやってきた。無銘ながら「後藤善松」との書き込みがあり、胴模様の旭菊と正面菊の描き方から善松で間違いないものだろう。太い胴が安定
ほのぼの感の西山憲一のやみよ5個入り 1/16 やみよ(輪入り)というのは、いくつ入っているのが最大であろうか。ネットで検索すると星定良工人は輪が8個、しかも輪の中に輪があって三段だというが、現品は確認で
丑蔵愛の北川太一『こけし惜別』を読む 北川太一『こけし惜別』 北斗会出版部 1995/10/15 署名落款入りでかつ二重箱入りという豪華なもの。しかも当時でもあり得ない活版印刷。単色本文74ページでは、贅沢の
東京こけし友の会草創期の三越本店「こけし展解説」 小生所蔵の「こけし手帖」のバックナンバーのなかに、「こけし展解説」という小冊子がはさまっていた。なぜ、これがあるのかも分らなかったが、よく見ると東京こ
今晃ファンクラブの92回頒布・干支はカブねずみ今晃ファンクラブの第92回頒布品がやってきた。木地玩具は今年の干支、ネズミはカブ(蕪)ねずみ。2019年の挽納め6.5㎝と、2020年の初挽き5.8㎝小寸の3点。 挽納めは
謎の多い西須正芳(政芳)を入手・きかん気な少女西須正芳(にしす まさよし)とは聞いたことのない工人であるが、きりりとした表情に魅かれて入札。戦前作ということもあって、思いもよらず9名の競り合いとなった
「古いこけし」実は<寺方徹旧蔵の小島正>を落札これは「古いこけし」とだけタイトルに表示されているもので、説明に「小島正雄 30㎝」とあった。注目は胴底で一部しか残っていないが蔵票があり「TARAGATA
こけし工人ランキング(仮)2020年2月 上位は津軽系が独占状態 奥瀬恵介が再びランク入り。彼は現在廃業というが休廃業の判断は難しい。ここでは取りあえず現存工人は現役工人としておく。木地山系の阿部木の
こけし友の会2020新年例会の収穫 1月26日(日)の新年例会では、おみやげこけしは陳野原幸紀と新山吉紀工人の小寸と独楽。即売では松田大弘の初見型(ろくろ線なしカンナ溝のみ)と庸吉型各1本を確保。尚道工人は15
東京こけし友の会新年例会&懇親会2020年1月26日(日)、新年例会に参加した。ここでもお目当ては松田大弘である。雪が降るとの予報もあったが杞憂に終わった。新年例会ということもあり71名の参加だったという。新
鳴子こけし祭り横浜展に行ってきた1/25(土) 1月25日、横浜人形の家で開催された<鳴子こけし祭り横浜展>に行って来た。お目当ては松田大弘。25日の11時頃に着いたが大弘工人のブースでは幸八型のろくろ模様をゲッ
こけし用語辞典by松田ひろむ【ざんばら】 「ざんばら」とは髪を結わないこと、振り乱れた髪(ざんばら髪)のことであるが、歌舞伎では髷の髻(もとどり)を切った形である。こけしにおける「ざんばら」は歌舞伎が好
こけし用語辞典by松田ひろむ【伝統こけしポケットガイド】でんとうこけしぽけっとがいど
こけし用語辞典by松田ひろむ【伝統こけしポケットガイド】でんとうこけしぽけっとがいど 正式名称は『東北の顔 伝統こけしポケットガイド』。版元は緑書店。著者は土橋慶三。 第2次こけしブームの必携書であった。
こけし用語辞典by松田ひろむ【横浜こけし会】よこはまこけしかい
こけし用語辞典by松田ひろむ【横浜こけし会】よこはまこけしかい かつて横浜に存在したこけし収集家の団体。創立は1975年(昭和50年)4月6日。創立時の会員は30名。1975年10月より機関紙「こけし春秋」をほぼ隔月刊
カメイ美術館<亀井昭伍コレクションより古作名品展> 2020年1月28日(火)~5月17日(日)/仙台市ポスターの画像は高橋勘治と小原直治。はがきの画像は岩本善吉。 一度は行ってみたいカメイ美術館である。 ●同
横浜こけし会入会も1977年(昭和52年)だった-文吉の天童移住のころ
横浜こけし会入会も1977年(昭和52年)だった-文吉の天童移住のころ 最近、横浜こけし会の会報「こけし春秋」のバックナンバーを入手。それぱらぱらとめくっていたら、新入会員欄に私の名前があった。「こけし春秋
こけし用語辞典by松田ひろむ【日本伝統こけし展】にほんでんとうこけしてん
こけし用語辞典by松田ひろむ【日本伝統こけし展】にほんでんとうこけしてん 第1回から第10回まで新宿小田急百貨店で開催された「伝統こけし三十人展」の後を受けて、より規模を拡大したとして、昭和58年には同じく
こけし用語辞典by松田ひろむ【修業】しゅぎょう こけしの雑誌・書籍やネットなどで「修業」と「修行」があまりにも混用されていて、いらだつことが多い。「奥瀬鉄則は・・・盛秀太郎につき木地修業を始め」「石塚智は・
津軽2005若手工人フェスティバルの10名セット 2005年(平成17年)10月に開かれた第18回若手こけし工人フェステバルで、津軽こけし工人10人のだるま模様の11㎝10本セットを入手した。(32600+657)2005年といってもす
こけし用語辞典by松田ひろむ【伝統こけし三十人展】でんとうこけしさんじゅうにんてん
こけし用語辞典by松田ひろむ【伝統こけし三十人展】でんとうこけしさんじゅうにんてん「伝統こけし三十人展」は新宿・小田急百貨店で株式会社東観(代表:善養寺幸児)主催により1973年(昭和48年)より10年間開かれ
こけし工人名鑑by松田ひろむ【今晃】 【今 晃】(こん あきら)[人物]1953年(昭和28年)4月23日、秋田県大館市に生まれる。(秋田県立鳳鳴)高校時代までは陸上競技をやっており、図画工作は得意ではなかった。
こけし工人名鑑by松田ひろむ【佐久間俊雄】 佐久間俊雄(さくま としお)1948-2002[人物]1948年(昭和23年)2月16日、福島県福島市早稲町の木地業佐久間芳雄の長男に生まれた。昭和50年28歳より父の芳雄について木地
今晃の年賀状!今年も期待したい 今晃ファンクラブからの年賀状は手描きのもの。紅いのは南天らしい。それに12月12日に落札した長谷川辰雄型18.5㎝を配してみた。独特の胴模様は蟹菊というらしい。蟹菊と言えば作並
阿保金光2点を落札!最近、その魅力に驚いた阿保金光であるが、それまで活発な製作活動をしていたことや、津軽こけし館の実演工人でもあって、いつでも手に入ると思っていた向きも多いようだ。くも膜下出血で急逝さ
驚きの高橋忠蔵76才25㎝「おかめ」高橋忠蔵は幅の広い工人であることは知っていたが、この七十六才25㎝のこけしを見たときは驚いた。下膨れの顔の形状はなんと呼べばいいのだろうか。仮におかめ(お亀)と呼ぶことに
鹿間時夫の愛した菅原庄七(戦前作)44㎝このほど、戦前作と思える菅原庄七44㎝をヤフオクで入手した。これまで、庄七は何本か持っていたがそれは戦後のもので、特に心に響いてくるものはなかった。 ところが、年
こけし用語辞典by松田ひろむ【子守りこけし】こもりこけし 子守こけし(子守り)は、こけしの肩または背に赤ん坊状のこけしを付けたもの。母親の方はねんねこ状に描かれる。始まりは定かではないが新型こけしが先行
自由なフォルムが魅力!大鰐の村井福太郎と操 このたび村井福太郎?操という古作を入手した。「童宝舎 喜多梦良」の印があるもの。寸法は27㎝。5500+送料873=6,373円は安いかどうか。保存状態は時代の割にはいい。
花屋商店(昭和16・17年)の渡辺求25㎝ 戦前作いわゆる古品はなるべく求めるようにしているが、お正月早々に岩代熱海の渡辺求の25㎝がやってきた。頭部の緑は消え眉間に小さなアタリ傷があるものの落札結果5100円+
大珍品か!知られざる佐藤澄子18㎝80才このほどヤフオクで見たことのない工人の出品があった。それは胴裏に「澄子」、胴底に「平成十七年 八十才」とあるもの。出品者の説明では佐藤守正の妻とあった。幸いにも落札
こけし用語辞典by松田ひろむ【四つ爪】よつづめ こけしを挽くときに、木地(素材)をろくろ(轆轤)に打ちつけて固定する爪。収集上はその爪跡をいう。足踏みろくろは四つ爪。動力ろくろは丸爪である。センターをと
こけし用語辞典by松田ひろむ【笠かぶり】(かさかぶり)笠かぶり(被り)は、髷こけしと同じように弥治郎の新山栄五郎が昭和10年ごろに始めたものである。(久松保夫『こけしの世界』13.6㎝(4.5寸))ただし『こけ
こけし用語辞典by松田ひろむ【髷付】(まげつき) 髷こけしともいう。新山栄五郎(弥治郎系)が昭和初めに創案した立体的な髷付に始まる。(『こけし辞典』には「大正4・5年ごろ仙台の博覧会のとき出品したのがはじ
こけし用語辞典by松田ひろむ【子持ち】(こもち) 「子持ち」とは、こけしのなかに、こけしが入っているもの。確認できる範囲では次の3種がある。「子守り」こけしを「子持ち」という例もあるが「子守り」は「子持ち
こけし工人ランキング(仮)2020年1月驚きの阿保金光(故人)が一躍2位に、六知秀もランク入り現役工人の上位はほとんど変わらないが、阿保六知秀がランク入り。阿保一家が注目を集めているといっていいのだろうか
佐藤文吉で2020年明けましておめでとうございます 2020年の夜明け。なんとなく区切りがいいね。今年もこけし収集を楽しみたいもの。今年最初を飾るのはやっぱり佐藤文吉。それも最近入手した60代後半のものを揃えて
鈴木征一の伊之助型の妖しい魅力鈴木征一は現在肘折在住の唯一の工人。肘折という系統を一手に引き受けている感じもある。(他に仙台の佐藤昭一とその弟子もいるが)征一は奥山倉治の弟子で、運七-喜代治を継ぐ
北村勝史「戦後の佳作」その16<今晃>に思う2 「木の花」連載の北村勝史「戦後の佳作」その16<今晃>は盛秀へのアンチテーゼとして取り上げられている。北村勝史は津軽系について「津軽系のこけしの見所或いは
「こけし往来」第62集がやってきた-佐藤直助など書肆ひやね発行のこけし入札即売誌「こけし往来」第62号が着いた。表紙は入札(番外品)の佐藤直助24.5㎝米浪旧蔵『こけし美と系譜』掲載品で、最低価400,000円である
ちょっと残念な『こころのこけし権田幸喜こけしコレクション』 こけし関係の主要な書籍はなるべく購入しているが今回は『こころのこけし権田幸喜こけしコレクション 』(発行:クリタ社、発売:中日新聞社、2016年
北村勝史「戦後の佳作」その16<今晃>に思う 「木の花」連載の北村勝史「戦後の佳作」は、大変ためになるシリーズであった。ただ今回「由吉」について調べるために「木の花」第16号を読んで驚いた。というのはその
驚愕の津軽系工人阿保金光を発見! 驚愕の津軽系工人阿保金光を発見、といってもすでに故人であった。津軽系の自由さで思うままに作っている工人には今晃がいるが、それとまた違ったユーモラスさがいい。この工人に
佐藤喜一復元の面白さ難しさ-旧北原コレクション 新山吉紀工人の佐藤喜一復元作を見比べていると面白いことに気付いた。 それは私の所蔵の昭和13年ごろの旧北原直喜18㎝コレクション写し。これを3本お願いしたのだ
アルカイック・濃厚な佐久間由吉26㎝髷付を入手 こけしは「鳴子に始まり鳴子で終る」(深沢要)とか、「鳴子に始まって土湯に終る」とかといわれているが、佐久間由吉(1872-1960)はその土湯の代表的なものである。
12月例会の収穫-やっぱり鯖湖!稲毛豊・佳隆・通 12月例会の抽選や即売で目についたのは、やっぱり鯖湖だった。抽選では高橋通21㎝「五十秋」とあるもの。即売では高橋佳隆16.5㎝「原町」で55.11と書込みがあった。
12月例会の収穫-楽しい太田孝淳の笠こけし 東京こけし友の会例会12月8日(日)でゲットした太田孝淳の被りものこけし。笠にハット。太田孝淳といえば、おもちゃ本来の楽しいこけしを目指しているという。たしかに面
12/5新山吉紀の喜一型だるま・人形笛など 9月にやってきた新山吉紀工人の佐藤喜一型だが、こけしだけでなくいろいろな木地玩具もお願いした。 おひなさまは、喜一とは関係がないが、だるまは喜一の色紙によるもの
発見!佐藤直助「見本帳」八号の黒頭ろくろ線24㎝‐「こけし手帖」2019年12月号に掲載
発見!佐藤直助「見本帳」八号の黒頭ろくろ線24㎝‐「こけし手帖」2019年12月号に掲載 本日「こけし手帖」12月号が到着。拙稿が初登場となった。それは「発見!佐藤直助「見本帳」8号の黒頭ろくろ線24㎝」でその詳
俳句仲間のお姉さんから<こけし>がやって来た 俳句仲間の白石みずきさんのお姉さんが、高齢のため施設に入ることになり、自宅整理、大きなこけしがあるので、貰って欲しいとのこと。 そのこけしがやって来た。それ
鳴子こけしまつり横浜展1月25日(土)~26日(日) 鳴子こけしまつり横浜展が2020年1月25日(土)~26日(日)に開かれる。鳴子こけしの展示即売。絵付体験など。 会場は横浜人形の家・多目的室。入場無料
職の祭典(大崎市鳴子伝統的工芸品)こけし岡崎斉の店 2019年12月9日(月)より15日(日)まで、鎌倉市の鎌倉彫会館で「職の祭典」として宮城県大崎市鳴子の伝統的工芸品の展示即売が行われる。 こけし関係で
2019年12月、今年最後の東京こけし友の会例会に 今年最後の東京こけし友の会例会12月8日(日)に参加。おみやげこけしは小松里佳、本人型の梅こけしをいただいた。また前々回の弥治郎の談話会から、星定良工人からの
こけし用語辞典by松田ひろむ【アオハダ】あおはだ アオハダ・ビヤベラ・ベラベラ・ヒトツバ・コサンバラこけしの用材として多いのは、ミズキ、イタヤ(イタヤカエデ)、アオカ(ウリハダカエデ)であろう。いずれも
佐藤文吉小寸80才81才の魅力 文吉の80才16㎝重ね菊、これは12月6日のひやね一金会で最初に注目したもの。やはりこれが眼力がいい。81才11.5㎝は福車などと一括落札したもの。胴模様の青のろくろ線は珍しい。こちら
こけし工人と敬称 「こけし手帖」などを読んで気になるのは工人の敬称である。古作・古品については敬称なし。こけし会の参加者名などでは**工人、**さんとすることが通例である。直接対面する場では「さん」で
小椋久太郎94才を入手(ひやね一金会)今日(2019年12月6日)は、書肆ひやねの一金会。いつも作者不明(無銘)のものを持参。工人名を教えてもらっている。さすがにベテラン。たちどころに答えが返ってくる。今夜は
木地玩具の楽しさ 福車・えじこ・だるま ヤフオクで福車・達磨(だるま)などの木地玩具などが出されていたので一括落札した。福車は高橋義一(鳴子系)と鈴木征一(肘折系)。達磨も鈴木征一、えじこは平賀輝幸
こけし用語辞典by松田ひろむ【福車】ふくぐるま 木地玩具の一種。人形車ともいう。二つの輪の間に、こけしあるいはえじこ、達磨などの人形を挟んだもの。東北地方では一人挽の技術が導入された明治20年以降に箱根
こけし工人ランキング(仮)2019年12月佐藤良子・石川美祈子などランク入り佐藤良子・石川美祈子だランク入り。弥治郎の長老小椋勝志も入った。上位は盛美津雄を筆頭に相変わらず津軽系が占めるが、奥瀬恵介は休業
佐藤英太郎19歳木目模様が 11月30日終了で佐藤英太郎24㎝19才木目模様が出品された。私は英太郎は基本的にスルーしているので、気楽に経過を見ている。開始価格は1200円だったが、21.32現在で82000円(+消費税=90
大沼昇治の<丸鼻吊り目>に魅せられた 大沼昇治は佐藤茂吉-円吉-治郎とつづく系統で、なかでも円吉型の継承者として知られている。円吉型は割れ鼻であるが、このたびヤフオクでなんとも魅力的な昇治を発見した。
無念の佐藤文助39才21㎝ 11月28日の終了でヤフオクに佐藤文助39才21㎝(7寸)が出品された。私のウオントリストにもあるように文助は38才から40才がピークと考えられる。これはそれに該当するものだった。これは保存
高橋通・順子がやってきた!高橋通・順子夫妻は、東日本大震災の苦難を越えて、やっと祖父高橋忠蔵の原点といえる原町(南相馬市)に帰還し、活発な製作をつづけていたが、この11月に通工人はノコ作業中に全治4か月
西田峯吉のおもちゃ(玩具)論高橋五郎編『図説『こけし這子』の世界』は、つくづく貴重な書籍である。天江富弥の『こけし這子の話』(昭和2年)に登場するこけしが、カラーで見られるとは思ってもいなかった。汲ん
阿部市五郎の石蔵型の魅力2団扇と金魚鉢 小椋石蔵(1883-1962)の独自のスタイルは、手を描くことだろう。こけしは単純な円筒形だから、手足はないことが前提である。こけしに手を描くのは常識破りある意味では邪道
阿部市五郎の石蔵型の魅力1徳利型など 阿部市五郎工人については10月18日に書いた。このときの小椋石蔵型16本をいろいろ並べてみると、それぞれに味わいがある。 今回は比較的大きなもの2点を紹介する。 一つは徳
<燦こけし>が東京こけし友の会のリンクに <燦こけし>が、東京こけし友の会のこけし関係ホームページのご案内にアップされました。おかげさまで<燦こけし>へのアクセスが大きくアップしています。 みなさ
遠刈田とは 遠刈田系のこけしで知られている「遠刈田」は、古くは「湯刈田」と呼ばれていたという。(世界大百科事典)。古くは磐城国刈田郡宮村字遠刈田で、遠刈田温泉と松川を隔てた遠刈田新地である。「湯」は温
ヤフオク「佐藤文老久」六十才は ヤフオクで「佐藤文老久 六十才」という39㎝がこの2019年11月10日に出品され、11月17日に終了した。「文老久」とは佐藤文六(1880-1950)のこと。これまでも同様に「文老久」とし
こけし無言館へ‐岡崎嘉平治のこと 戦没工人を記録して、戦没画学生の無言館(正式名称は「戦没画学生慰霊美術館 無言館」)にならって「こけし無言館」があってもいいのではないだろうか。その対象は戦没(戦
真室川の佐藤文吉の謎 佐藤文吉(1922-2008)に真室川銘のものがあることは「伊勢こけし会だより」138号、「木でこ」220号の高井佐寿氏蔵(黒頭36㎝)で知っていたが、実際に目にすることはなかった。その真室川銘
高橋忠蔵の戦前昭和13年作2本が 高橋忠蔵(1893-1981)の戦前作をやっと1本入手したと思ったら、今度は2本がヤフオクに出品され運よくこれも入手できた。胴底には「原ノ町 高橋忠蔵 一三、三、廿五」とある15㎝
「蔵王」とは<蔵王権現>のこと こけしの世界では、蔵王は蔵王高湯系あるいは蔵王系として定着しているが、最初は堀田系(天江富弥『こけし這子の話』)とされていた。これは、もともと蔵王という地名自体がなか
菅野新一氏と箕輪新一氏 画像は新山久志工人(左)と菅野新一氏(右)KokeshiWikiより 箕輪新一氏(メディア・プロデュースより) 大変失礼ながら、浅学のため、こけし研究家の
こけし用語辞典by松田ひろむ【ガラ】がら 【ガラ】(がら) こけしの頭頂部をくり抜き、内部に小石・礫・小豆・ブリキ片・鈴などを入れたもので、振るとカラカラ、がらがらと音がするもの。多くは小豆が用いられる
「こけし往来」の遊佐雄四郎のこと 書肆ひやねの「こけし往来」は入札と即売誌。61号は2019年9月発行。表紙は遊佐雄四郎21㎝。『こけしの世界』現物とのことで、最低価格は30万円だった。が結果はどうだったのだろう
こけし談話会-小幡一家のこけし 11月10日のこけし談話会は、小幡一家のこけし。会場はいつもの木地玩具ねぎし。この日は天皇の即位パレードがあったが、談話会参加者の話題に上ることもなかった。詳細は国府田恵一氏
鳴子系の魅力再発見!熊谷正の庸吉型このところ鳴子系にはまったく関心がなかったが、松田大弘の挑戦を見てやや興味を持った。今回、庸吉型ということと「足踏みろくろ」に魅かれて11月6日に落札した熊谷正の庸吉型
収集家と工人-木村弦三のこと 現代のこけしにおいては、良い悪いは別にして工人と収集家はお互いに影響しあっている。それは復元の依頼でもそうであろうし、頒布会の注文でもそうである。ところが、津軽系の成立自体
収集家と工人-木村弦三のこと2 木村弦三については、KokeshiWikiが詳しいが、その著著『陸奥之小芥子』は「こけし時代」11号の折り込みで復刻されている。これは貴重である。津軽系は木村弦三の想像の「長おぼこ」と
治助と治助-怪異と甘美10月26日のブログで「うっかり落札?治助か、シナ戦前作か」と書いて、10月22日にヤフオクで「治助」として落札した19㎝は阿部シナの戦前作と判断した。ところが11月10日のこけし談話会で、何
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