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2007/07/13

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  • 猫の疥癬症

    外に出かける猫の間では、ダニによる疥癬症という皮フ病が流行ることがある。猫のケンカやエサや寝床の共有でダニがうつる。猫の場合はなぜか頭部から始まり、首から背のほうへ広がっていく。肉眼では見えない小さなダニで、皮フにトンネルをつくり棲息繁殖する。...

  • 地域猫格差〜となりの問題

    となりが猫屋敷でドンドン猫を増やしていると、野良猫問題はなかなか解決しない。町内会で地域猫をやっても、となり町に猫の発生源があると、TNRはなかなか終わらない。地域猫に熱心な自治体があっても、となりの自治体がやっていないと増えた猫が移住してくる。地域猫の制度は市区町村ごとに皆ちがうのが現状だ。手術助成金も2000円から20,000円以上出るところまで様々だ。地域猫事業でも行政間の格差が生まれている。猫に行政の...

  • 譲渡会「60才以上お断り」問題

    ■子猫だけの譲渡会一昔前の猫の譲渡会は子猫の多い季節だけ開催していた。子猫を拾って困っている人がたくさんいたからだ。譲渡会と言えばいつも子猫が独占していた。猫の寿命が延びて15~20年くらい生きるようになってきた。すると60才過ぎてから猫を飼い始めると終生飼養がむずかしくなる。譲渡後に成猫になって出戻ってきても、次のもらい手は見つからない。だから子猫は「60才以上お断り」なのだ。■成猫が増えてきた譲渡会近年...

  • 野良猫にマイクロチップの課題~3m離れて読めるかどうか

    この10年で耳カットは普及した。都内を歩いて見かける猫の多くは耳カットしてある。外猫の個体識別方法にはいろいろな試行錯誤があったが、今のところ耳カットと写真が見分ける標準である。普及したポイントは以下である。■捕獲しなくても、だれでも見分けられる。■生涯に渡って識別できる。■大きく健康を害しない。マイクロチップも20年以上の歴史はあるが、外猫の識別にはほとんど利用されていない。なぜかまず情報を読み取るリ...

  • 猫の採血

    野良猫不妊手術反対の人に言われたことがある。「全身麻酔をする前に血液検査をするのが当然である」と。しかしさわれない野良猫の採血は難易度が高い。暴れる。ひっかく。噛みつく。血管が細い。麻酔のリスクを調べるのに麻酔をかけてから採血したのでは意味がない。鎮静剤や麻酔をかける前に採血できるのは、人になれている猫だけだ。ということで採血できない猫の不妊手術はやらないという動物病院もある。正論であるがそういう...

  • TNRのRをしないと何がおきるか

    「野良猫の捕獲と不妊手術は認める。しかし戻しては困る、どこかへ連れて行け。」この意見はよくあります。殺処分や捨て猫を要求しているわけではないから、手術してシェルターや個人宅に収容しろということです。ではそうすると何が起こるか?短期的には「バキュームエフェクト」という現象が起こります。猫がいた場所にはエサ場が複数あるはずです。そこにいままでいた猫が戻ってこないと、隣接地域から新たな猫が侵入してきます...

  • ノネコ問題

    鳥獣保護法の中にノネコという言葉が出てきます。猫以外にノネコという動物がいるのかと思ってしまいます。でも同じ種の動物です。人とのかかわりが少なく野生化した猫ということです。猫は愛護動物で動物愛護の法律で守られています。野良猫も地域猫もここに含まれます。愛護動物は虐待殺傷、故意に衰弱させること、遺棄することが禁止されています。しかしノネコという名前にすると野生動物で鳥獣保護法が適用されます。野生動物...

  • 「のらねこ学入門」2019年3月31日で終了します

    2001年1月にスタートしたホームページ「のらねこ学入門」はYahoo!ジオシティーズの終了に伴い2019年3月31日で閉店となります。一部のコンテンツだけfc2ホームページに移転し残します。看板も「地域猫入門」と変えます。写真は18年前に作った最初のページ。このときはパソコンでホームページを読む時代でした。時代の変化で内容もかなり古くなっています。「のらねこ」という言葉も時代に合わなくなってきたように感じます。世代...

  • 地域猫活動のすすめDVD

    保健所と地域住民で地域猫が始まった。町会長は心配そうに見ている。立場によっていろいろな視点がある。猫と共存できる地域は、人にも優しい。ノラ猫で困っている地域にぜひ! 第1部 特別講義「黒澤泰による地域猫活動のすすめ」(20分)第2部 ドキュメンタリー映画「地域と猫と人間と」(34分)第3部 対談「黒澤泰が選ぶ! 地域猫のよくある失敗・ベストテン」(23分)●このDVDを購入した図書館、自治体、各種団体が貸出や上映を...

  • 子猫希望の方へ

    譲渡会に子猫を探しに来る方が多くいます。でも子猫のいる季節といない季節があるのです。ペットショップのように一年中子猫がいることはありません。多くの子猫は春に生まれます。譲渡会では終生飼養をお願いしています。15~20年後に自信の持てない方は、成猫を選択肢としてお考えください。...

  • 生後5か月の歯~ここから何がわかるか

    保護猫の譲渡会では誕生日のわからない猫が多く参加している。一度獣医師の診察を受けているが、それでもあくまで推定年齢であって正確なところはわからない。プロフィールに生後3ヶ月くらいと書いてある子がいた。体重は2kgくらいで、見た目は確かに3~4ヶ月の子猫だ。しかし歯を見ると全部永久歯に生え変わっている。体は小さいが生後6か月は過ぎていることがわかる。となりのケージにいる子は誕生日がわかっていてちょう...

  • 手術完了書はがき

    保護猫の譲渡会は「飼い主のいない不幸な猫を減らす」のが目的だ。ここから譲渡された猫からは絶対に繁殖させてはならない。譲渡する前に不妊手術をするところもある。しかし早期不妊手術がまだ一般的とは言えない状況では、子猫の参加が難しくなってしまう。多くの子猫は譲渡後に里親さんが不妊手術をすることになる。猫を飼うのが初心者だと、不妊手術の時期がわからない。地元の獣医師に問い合わせることになるのだが、病院によ...

  • 地域猫すごろく~ふり出しに戻らないために

    野良猫を地域猫という人がいるが、それはちがう。不妊手術をすれば地域猫と思っている人もいるが、それもチョットちがう。TNRをやっても、数年放置しておくとまた振り出しに戻る。経験を積んでる猫ボラさんの多くは、このことに気がついている。陸地と隔絶した島であれば、一度のTNRだけでもいいだろう。しかし隣接地から猫の侵入を防げない所は、放置すると数年で振り出しに戻る。増やさないためには、継続的な管理が必要なのだ。...

  • 家庭内ノラって何?~気配はするが姿は見えず

    「愛情があればなれない猫はいない」そう信じて手術した猫を室内で保護した。女性50才台。あれから10年。努力をして試行錯誤を繰り返したが、やはり猫はなれないままだ。さわることはできない。人がいるときは猫はどこかに潜んで出てこない。家族は誰も猫を見たことがない。エサがなくなっているのと、トイレの跡で生存しているのを知る。猫は夜間、人いない時間帯に活動している。こんな家庭内ノラは幸福なのだろうか。手術直後に...

  • ネコヅメのひみつ~人間だったらかなり不気味

    イラストを書き直ししました。ネコヅメについて考察する。普段はツメは格納されている。使用時にツメが飛び出す。これはたぶん誰でも知っている。解剖学的にはどうなんだろうか、構造についてはいまいちよく理解していない。絵で描いてみるとよくわかる。歩行と捕獲と木登りには実に合理的な仕組みだ。...

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