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番長の独断と偏見の読書録 http://bantyou-review.seesaa.net/

番長が勝手気ままに読んだ本に偉そうに感想を語り、点数までつけてしまう独断と偏見に満ちたブログ

番長
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2006/01/31

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  • 長恨歌

    長恨歌 不夜城完結編 (角川文庫)馳 星周角川グループパブリッシング 2008-07-25by G-Tools 2009年7冊目 おなじみ不夜城シリーズの完結編と銘打たれていただけに、期待を持って読む。 馳星周ならではの極端に短く研ぎ澄まされた文章がバイオレンスを加速させるようで、物語が動き出してからは、惹きつけられるように一気に読了してしまいました。

  • ネット未来地図

    ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書)佐々木俊尚文藝春秋 2007-10-19by G-Tools 2009年6冊目 ネットビジネスおよびネット業界の現状とこれからを20のキーワードで切り取って論じた本。 次々と新技術や新サービスが出現するWEBの世界だけに、本来なら本の中でも賞味期限が極めて短い部類に属するものだろう。 しかし、2007年10月の出版時点より1年と少し経っているので、さすがにその価値が全く落ちていないとは言わないが、今後の課題や業界の動向などを横断的に把握する上では、2009年1月の現在でも十分に役立つものである。 そして、WEB動..

  • いつまでもデブと思うなよ

    いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)岡田斗司夫新潮社 2007-08-16by G-Tools 2009年5冊目 オタキングと一部の間ではかなりの有名人であった著者が一年間で50kg痩せたダイエット方法を指南した本。 ベストセラーになり、その提唱するレコーディング・ダイエットはテレビなどにも多く取り上げられ、小生も興味は持っていたが、ついつい手にとる機会を逸していた。 岡田さん自身が実践して成功したダイエット方法なので説得力があるのは当然なのだが、さすが本業が作家なだけにまず読み物として面白い。 ダイエットの手法自体は特段目新しいことではないのだが、採ったカロリー並びに体..

  • 憎まれ役

    憎まれ役野中 広務文藝春秋 2007-10by G-Tools 2009年4冊目 野中さんと野村さんという政治と野球という全く異なる世界で生きてきた二人による異色のコラボ本。 タイトル通り、野中さんは小泉さん、野村さんは長嶋さんという人気者の影で生きてきた、その敵役というか、反骨精神の人生をテーマに語っています。 しかし、テーマがテーマなので、いたしかたない面もあるが、基本的にお二人による自画自賛的な内容。 個人的には野中さんのことは深く知らなかったので、新しく知ることが多く、興味深いこともそれなりにあったが、野村さんの部分は基本的に今までにどこかで書かれていたこととかの重..

  • 「営業エンジン」が会社を動かす

    目指せ!売上30億円「営業エンジン」が会社を動かす!松下 智明幻冬舎メディアコンサルティング 2007-05by G-Tools 2009年3冊目 いわく売上30億円という一つの壁を突破できない理由は、営業部が属人的であり、営業部が組織として機能していない会社だと捉え、売れる営業マンを育てる仕組みづくりの必要性、マネジメントの意識改革、採用・教育などを説いた本。 論旨はまったくもって正論ですが、内容はちょっと浅いです。 いわゆる営業組織マネジメントを説いた本でも、ごく初級、それこそ何が悪いのかさっぱり分からないという方向けの本だと思われます。 それでも、小生はまさにこの本が..

  • ララピポ

    ララピポ (幻冬舎文庫)奥田 英朗幻冬舎 2008-08by G-Tools 2009年2冊目 いわゆる負け組と言われる格差社会の下層もしくはアウトロー的な立場の人にスポットを当て、6篇の短編の主人公がそれぞれに微妙に絡み合っている連作小説。 奥田さん特有のコメディ調のタッチでユーモラスに仕上げているのだが、不本意にも堕ちてしまった人たちの物語というのは心からは笑えないものがある。 むしろ現時点で間違いなく勝ち組には入らない小生のような者には、他人の不幸と笑えないうすら寒さ、怖さも感じた。 奥田さんは出世作『最悪』でも普通の人が堕ちる時を描いていたが、今作でも人は簡単に堕ち..

  • さまよう刃

    さまよう刃 (角川文庫)東野 圭吾角川グループパブリッシング 2008-05-24by G-Tools 2009年1冊目 一人娘を少年グループに暴行監禁された後に、死体を遺棄された父親の復讐が物語の中心。 現行の少年法に対するアンチテーゼ、問題提起とも言うべき内容だが、被害者およびその家族の生き方、プライパシーといったところもテーマが及んでおり、被害者側と加害者側という違いはあるが、犯罪および犯罪者にまつわる家族という面からみると、『手紙』と非常に近いテーマというか、視点を変えて対をなした作品とも言えるのではないだろうか。 重苦しいテーマにかかわらず、一気に読ませる筆力はさす..

  • 管理人より

    すごく久々の更新になりました。 昨年は長いこと個人的にモチベーションが上がらずに、このブログも放置しまくってしまいましたが、また意欲が湧き気味になってきたこともあり、09年になったことだし、再び読書録を淡々とつけていこうかなと思っています。 覗いてくれている方がいましたら、今後とも宜しくお願いいたします。

  • 和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか

    和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか (講談社現代新書)佐野 真講談社 2005-07-20by G-Tools 2008年16冊目 ソフトバンクのピッチャー和田毅はその投じるボールのほとんどがストレートでも球速130キロ台である。 しかし、その球速ながら昨年まで入団以来5年連続で2ケタ勝利を記録している。しかも、奪三振率が示すように、その投球スタイルは交わすタイプのものではなく、あくまでも本格派のそれである。 おそらく、野球ファンを自認する者であっても、なぜ和田投手の投げる130キロ台のストレートがそんなに打ちづらいのか、きちんと説明できる者は少ないだろう。 本書..

  • フリーランス・ライターになる方法

    フリーランス・ライターになる方法吉岡 忍日本放送出版協会 2003-03by G-Tools 2008年15冊目 フリーランスという言葉に憧れにもにたものがあり、その代表格であるライターの生態に興味があって読んでみた本。 この本では、すでにライターとして名をなした人、現在前線で活躍中の人、駆け出しの人まで取り上げられているが、さすがは名刺さえ作ってフリーライターを名乗ればなれるとも言われるだけに、おきまりななり方などない。 はっきり言えば「なる方法」を求めて読むのであればあまり役に立つ書物ではないであろう。 なるだけなら、それこそ誰にでもなれるのだ。 要はどうやっ..

  • MLBが付けた日本人選手の値段

    MLBが付けた日本人選手の値段 (講談社プラスアルファ新書)鈴村 裕輔 講談社 2005-11by G-Tools 2008年14冊目 この本が出版された当時の状況を鑑みないと、結果がある程度出た後の今現在読めば、どうしても厳しい評価を受ける内容である。 特に、この本のウリの一つが当時今後メジャー進出が予想される日本人選手が金銭的な面も含めてどの程度の評価を受けるかの予想であっただけに、その予想と結果の差が顕著なところが目立って見える。 中村紀や松井稼が大きな期待を裏切った直後でもあっただけに、日本人選手、特に野手に対しての評価が辛いのもいたしかたがない。 しかし、その..

  • 社長が変われば会社は変わる!

    社長が変われば会社は変わる! ホッピー三代目、跡取り娘の体当たり経営改革石渡美奈阪急コミュニケーションズ 2007-09-14by G-Tools 2008年13冊目 多少の誇張はあるのだろうが、次期後継者による企業再建ドキュメントとして面白い。 普通に経営の手法を学ぼうとするのなら、著者の師として本書でもたびたび登場し、経営者として名高い武蔵野・小山社長の著作を直接読むべきであろう。 しかし、成功談より失敗談の方が印象に残る本書は次期後継者による企業変革の貴重なナレッジケースであり、マニュアル的なものにはない実戦における大変さ、難しさが示唆されており、活きた事例とし..

  • 社内報革命

    社内報革命産業編集センター 産業編集センター 2006-08by G-Tools 2008年12冊目 お勉強的意味合いも含めて読んでみた本。 さすがは編集制作会社の業界でも社内報に強いことで知られる会社だけに社内報制作の実務の教科書的内容。 社内報を熟知する人にとってはそれほど特別な内容が記されているわけではないが、社内報という企業の広報物の中でも特殊な役割を果たすツールであり、その存在の意義や制作における目的や心構えを十分に理解する必要を求められる携わる人にとっては確認の意味でも一読の価値はあろう。 特に、初めて社内報を制作する会社や新たに社内報の担当になった人にとっ..

  • 歌舞伎町午前零時「女衒の夜」

    歌舞伎町午前零時「女衒の夜」武内 晃一河出書房新社 2006-01-12by G-Tools 2008年11冊目 漫画化されてそこそこ人気だったという「女衒」の原作本。 小生は漫画のことも全く知らなかったのだが、図書館でたまたま見つけ、タイトルに男心を魅かれて読んでみました。 女衒というと聞きなれない言葉だけに、風俗に女性を売り飛ばして食い物にするといったイメージを抱いていた部分があったが、少なくとも著者のしていることは風俗版芸能事務所であり、エージェントである。 そこには女性そのものを高く売り出していくため、高い商品価値をつけさせるための戦略があり、合理的なWIN-W..

  • できる会社の社是・社訓

    できる会社の社是・社訓 (新潮新書 (211))千野 信浩新潮社 2007-04by G-Tools 2008年10冊目 エクセレントな会社には社是、社訓、企業理念など厳密には意味は異なるが、目指すべきビジョンや理想を現す言葉が制定されており、そしてその言葉が単なる上辺だけでなく、社員間にその意味が浸透し、共有されていることが多いと思っているし、個人的にはまたかくあるべきだと思っている。 誰もが知っている有名企業のそれらの言葉を創業者などのエピソードとともに紹介した本書は、各社の大事にしている部分、スピリットともいうべきものが凝縮されており、興味深いものがある。 ブランド..

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